幸運、生活の安定、長寿の神

普光山総持寺は、天福元年(1233年)四条天皇の御代に、法燈国師に依り開創され、ご本尊は大聖文殊菩薩、国師の自影自作であると伝えられている。

当由に安置する福禄寿は、人々の幸福と、それぞれの人に授かる財物、即ち俸禄と、人々の寿命を司る神とされている。伝えられるところに依れば、福禄寿は南極星の化身で、宋時代嘉祐年間に世に現われた道士で、寿命千年に及び長寿を司る星宿の精霊として人々に信仰されている。それ故その尊像の手に持つ軸には人の寿命が記されていると言われている。

写真をクリックすると拡大します。

全景

山門

本堂

本堂前の六地蔵尊

本尊は大聖文殊菩薩

町指定文化財の多行松 

アカマツの品種で根元に近いところからたくさん枝分れしていてる樹形が特徴的。

山門を入って直ぐ左手に祀られる福禄寿

境内の苔むした石仏

鼠が居るところをみると一休さん?

洗面台の前にある不浄を焼きつくす鳥枢渋摩明王。。不浄潔金剛の名があるように、昔からよく便所等に置かれる ものだそうだ。手入れの行き届いた非常に綺麗な西浄でした。

寺の方が、この季節は紅葉も桜も何も無くて申し訳ありませんとおっしゃった。とても綺麗なコスモスを見せて頂きましたと答えた。