庶民救済の神(漁業、商売などの守護神)

獄頂山東林寺は曹洞宗寺院で、ご開山は清翁全吉大和尚[慶安四年(1651年)示寂]である。

当山内に安置の恵比須神は、我国初諸民救済の神として崇敬されている。その示すところは、人は無為にして幸福安楽を得られるものでなく、知恵をはたらかせ、体に汗を流してこそ得られるものであることを授けてくれるものである。「宇根」とは、宇宙根元の略称であり、人の生きる根元に恵比須信仰がなければならぬことを示しているのである。人はいつの世にあっても、よく働き財を成し、喜びを共にする恵比須の福徳を得たいものである。

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一般道から参道への入口にある地蔵尊

駐車場からの全景 

境内に上がる石段の親柱に彫られた社名はやや興醒めでは?

石段を登りきった両脇の六地蔵尊

本堂の「獄頂山」の扁額

堂内

石段の手前を右に上がる坂道に沿って置かれる六体の石像

須弥壇の四方に置かれる四天王

 

持国天(手前)
仏教神話では、須弥山の中腹に住して東方を守護する武神であるとされている。形像は、あまり一定はしていない。

増長天(奥)
須弥山の南面中腹に住して、
南方を守護するので南方天ともいわれる。形像は、忿怒の相を示し、甲冑の上に天衣を着て、右手に剣または鉾を持つ。

境内左手奥の秩父大仏

毘沙門天(手前)
多聞天ともいわれ、独尊として祀られるとき毘沙門天と呼ばれるのが一般的。、七福神の一つにも数えられている。須弥山の第4層にいて、北方を守護する善神である。邪気を踏み、手に宝塔と宝棒を持つ。

広目天(奥)
須弥山中腹に住して、西方を守護する。広目天とは、「通常でない眼を有する」という意味である。甲冑を着けた「忿怒形」で、右手に筆、左手に巻物を持つ。

高台にある境内では武甲山が目前に広がる。(何故故ドラエモン?)

境内の各所に置かれた石仏、石像等  (仏教と七人の小人の関係は?)

境内奥に祀られる恵比寿様 

中央に祭られる恵比寿様より左脇の恵比寿様の方が有難く見えてしまう。

彼岸花と杜鵑

イヌタデ(犬蓼) 

シュウメイギク(秋明菊)

ホット・リップス

センニチコウ(千日紅)

不明

コスモス(秋桜)

1630近くとなり、空は明るいものの山間はやや薄暗くなり夕暮れの気配が立ち込めてきた。気持ちよい秋晴れの一日、無事に七福神巡りを終えることが出来 た。途中買い求めた、ブナシメジ、シイタケ、 原木ナメコで茸御飯とナメコ汁をつくり再度秋を楽しんだ。