第12代景行天皇の皇子の日本武尊が東国平定のおりこの地をおとずれたと云う。尊はこの山の神秘的な雰囲気と美しさに心引かれ、境内の「玉の泉」で身を清めた後、山へと登った。途中で山火事に遭遇したが山犬の群れが現れ火を鎮めてくれた。艱難
辛苦の末ようやく山頂に立った尊は3柱の神々を祀ったのが寶登山神社の礎とされている。
その後、神仏習合となり真言宗智山派の玉泉寺が境内に開かれ、寶登山大権現を祀る社となった。
明治になり神仏分離令により「寶登神社」となり大正14年(1925)に現在の社名となった。
現在の御社殿は、江戸時代末から明治初頭に造り替えられ、本殿、幣殿、拝殿より成る権現造り(ごんげんづくり)である。欄間には、「二十四孝」を始め多くの彫刻が施されている。
【所在地】 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828番地 電話:0494-66-0042、0084
【祭神】 神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと) 神武天皇
大山祇神(おおやまづみのかみ) 山の御神霊
火産霊神(ほむすびのかみ) 火の御神霊
【神門開門時間】 境内の参拝は自由
【神礼授与所】 8:30〜17:00 奥宮は 09:00〜15:00
【駐車場】
社務所前、相生松の前(約50台) 無料
ロープウェイ駅下(約350台) 500円 |